大乗無上の法を伝える 「従真垂化」 (1/3)
ジッとしてはいられない
浄土真宗親鸞会の親鸞会館に「従真垂化(じゅうしんすいけ)」というお言葉が掲げられています。
「従真」とは、
〈真実より〉ということです。
〈真実より〉とは、
"弥陀に救われた人は"、
あるいは、
"真実よく知らされた人は"
ということです。
"信心獲得したならば"
"弥陀に救われたならば"
"真実知らされたならば"
ということが、「従真」ということです。
「垂化」とは、
〈化を垂れる〉ということですが、
〈化〉とは、
"化導する"
"導く"ということです。
真実を知った者は、その知らされた真実を人に伝えずにおれなくなってくる。
〈垂れる〉という意味は、
"そうせずにおれなくなってくる。人に催促せられて、あるいは、勧められてやる、ということでなく、そうせずにおれなくなってくる"
という意味があります。
知らされた真実の持っている力を、「垂化」という二字で表しているのです。