正信偈の意味|善導独明仏正意
「善導独明仏正意」
と『正信偈』に親鸞聖人が書いておられる1行は、
「善導独り、仏の正意を明らかにされた」
という意味です。
「善導大師ただ独り、仏様の正しい御意を明らかにして下された。そのおかげで親鸞、弥陀に救い摂られることができたのだ」
と、一段と声を大きくして善導大師を褒め称えておられるお言葉です。
親鸞聖人が、その深恩を感謝されている7人の高僧の中で、5番目に挙げておられる方が、中国で活躍された善導大師です。
大変まじめで、30年間、一度も布団を敷いて休まれることなく仏教の勉学に励まれたといわれます。また、修行の妨げにならぬようにと、道で女性とすれ違う時は笠で顔を隠された、ともいわれます。このような善導大師を親鸞聖人は、極楽浄土からヌーッと現れたような方だと、「大心海化現の善導」と尊敬しておられます。
「善導独明仏正意」の1行の意味を、高森顕徹先生が詳しく講演されましたので、その内容の一部を、動画でご紹介します。
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