人生の目的

特集 人生の目的|苦しくてもなぜ自殺してはいけないのか

人生の目的|苦しくてもなぜ自殺してはいけないのか

はじめに

「苦しい人生、何のために生きねばならないのですか?」
あなたなら、この問いにどう答えるでしょうか。

日本の自殺者数は、平成10年から14年連続で年間3万人を超え、それ以降は減少傾向にあるものの、いまだに年間の交通事故死者数の6倍という異常事態が続いています。
政府は予算を投じて自殺対策を強化していますが、問題は深刻化するばかりです。

平成28年に日本財団が4万人を対象に行った大規模調査では、実に4人に1人が「本気で自殺したいと思ったことがある」と回答しました。
楽しく生きられるのなら、誰も死にたいとは思いません。自ら死を選ぶのは、生きられないほど苦しいからでしょう。

死を選ぼうとする人に、「命を大切に」「自殺はいけない」と言えば、「つらい思いをしてまで、なぜ生きねばならないの?」と問われるに違いありません。それに対して、何と答えればよいのでしょうか。
「親や友人が悲しむよ」
「生きていれば、そのうちいいことあるよ」
「あなたを必要としている人がいるんだから生きなきゃダメ」
励ましの言葉はいろいろあっても、「なぜ生きる」への答えらしい答えはどこにもありません。

「なぜ生きる?そんなこと、考えたことないよ」
という人も少なくないでしょう。
さほど苦しいと感じない間は、生きる理由など考えることなく生きられますが、いつ何が起きるのか分からないのが人生。苦しみが突然、襲い掛かってくることもあります。

平成27年12月25日、一人の女性が社員寮の4階から飛び降り、自ら命を絶ちました。その10日前、彼女は、インターネットにこんなつぶやきを残していました。
「死にたいと思いながらこんなにストレスフルな毎日を乗り越えた先に何が残るんだろうか」
自殺したのは、広告大手代理店に勤めていた高橋まつりさん(当時24歳)。
高橋さんは母子家庭だったこともあり、
「一流企業に就職して、お母さんを楽にしてあげたい」
と塾にも通わず、時には1日12時間もの猛勉強のすえ、東京大学に現役合格。文学部を卒業し、平成27年4月に志望していた会社に入社しました。
ところが、未来に希望を抱いて就職したわずか9カ月後、悲劇の結末を迎えることとなったのです。

日本では、若い世代(15歳~39歳)の死因第1位が自殺です。20代で亡くなる2人に1人は自殺が原因といわれます。
「若者にとって生きにくい社会になっているからではないか?」
「自殺のサインを見逃さないようにするには?」
「若者にもっと支援を」
など、様々な対策が国をあげて議論されています。
確かにそれらも大事ですが、自殺の根本対策とは言えません。
なぜなら、「苦しくても、なぜ自殺せずに生きねばならないのか」の問いに答えていないからです。

「結局死ぬんだし、苦しいことがあったら、自殺してもいいんじゃないの?」
「いいえ、自殺は絶対にいけません」
「じゃあ、なんで自殺したらいけないの?苦しくても生きなきゃいけない理由はナニ?」
「それは……」

ここが明らかにならなければ、どんな対策も水面に描いた絵で終わってしまいます。

「苦しくても、なぜ生きる」
耐え難い苦しみに直面した時、誰もがこの問いに真剣な回答が迫られます。

人生の目的が明らかになって初めて、尊厳な命の意味もハッキリし、「命を粗末にしてはならない」という言葉に、説得力が生まれます。
既述の日本財団の調査では、5人に1人が身近な人を自殺で亡くし、53万人が自殺未遂を経験している事実が浮き彫りになりました。自殺は、決して他人事ではないのです。

この特集を通して、人生の目的に向き合って、考えてみてください。
そして、あなたと、あなたの周りの大切な命を、守ってあげてください。
必ず、よい答えが見つかりますから。

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