偽装建築を思い出し、「幸せ」を考えた
1 月 10, 2008 on 1:11 pm | In 日記 |
昨年1年を表す漢字は「偽」だったことを、皆さんはよくご存知だと思います。
食品の原材料や消費期限などの偽装が社会問題となり、「食の不安」に悩まされた1年でもありました。
「偽装」と聞いて思い出すのは、何と言っても、元1級建築士による「建築構造計算書偽装事件」でしょう。
私の知人に、建築関係の仕事をしている人がいます。
その人は、主に建築予定の建物、エレベーターやエスカレーター、浄化槽などの設備が法令の基準に適合しているか、書類や設計図面を審査する役目を果たしています。
さすがに、偽装建築が問題になった時は、相当な衝撃を受けたそうです。
毎日目を通している書類に、まさか偽装があったとは……。
事件は全く想定外で、対応に追われてかなり混乱したそうですが、知人が関係した建築物には偽装は無く、一安心したそうです。
彼は、しみじみと次のように語っていました。
「私以上に、住民の方々は、一生に一度の高価な買い物である『夢のマイホーム』の安全性が確保されていないということに、大きな衝撃を受け、その不安と不信は大変なものだったと思います。
マイホームを購入し、幸せな日々を送るはずだったのに、このような事件に巻き込まれ、住宅ローンだけが残ってしまい、悲しみにくれる被害者の方々の声が、連日報道されているのを見て、とても心が痛みました。
幸せな日々が、一夜にして、ひっくり返ってしまう。そんな現実を目の当たりにして、幸せとは、こんなにも儚く崩れさってしまうものかと、恐ろしくなりました。
本当に崩れない幸せは、仏教にしか教えられていないのだということを、あらためて知らされた出来事でした」
諸行無常の世にあって、私たちが求めてやまない真の幸せとは何なのか。
その答えは、親鸞聖人が明らかに教えられています。
親鸞会館で、みなさんと共に、聞かせて頂きたいと思います。
(H)
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