弘誓の仏地にたつのが人生の目的

日本ではバブルが崩壊してから、この20年、不景気が続いているために「失われた20年」と、よく言われます。

しかし同時に、「地震の20年」であったとも言えます。

90年前の大正12年(1923年)9月1日に起きた関東大震災では、十万人の人が亡くなり、日本の歴史上、最悪の災害となりました。それ以来、「再び関東大震災がやってくる」と、首都直下型地震に備え、「東海地方にも大地震がおきる」、対策が続けられてきました。

ところが21年前、平成7年(1995)には、思ってもいなかった阪神・淡路大震災が起きて、6400人の方が犠牲になっています。

さらに10年前、平成16年(2004)には、新潟県中越地震が起きて、阪神大震災と同じ震度7を観測しています。

そして6年前の平成23年(2011)、戦後最悪となる東日本大震災が発生しました。死者16000人、行方不明2500人の大惨事となっています。東北地方と言えば、東京に集中しすぎた機能を移転する候補地であったにも関わらず、観測史上最大の、千年に一度の大地震が起きてしまったのです。

その傷跡も癒えないうちに、今年の4月は14日、16日の連続して熊本で震度7の地震が発生しました。

このように日本では、この20年のあいだに震度7の地震が4回も起きており、その間隔は短くなる一方です。しかも、阪神や九州など、想定外の地域で地震が起きていますから、もはや特定の地域だけ、観測を強化するということは、意味がなくなってしまいました。

いつ、どこに大地震が起きてもおかしくない、あらゆる場所で対策を強化しなければならない、「大地震活動期」に入ったといわれています。

親鸞聖人が「火宅無常の世界」と仰ったとおり、いつ何が起こるかわからない、不安な世界に生きています。そんな私たちが、本当の幸福になるには、親鸞聖人の教えられた、阿弥陀仏の本願という、絶対に崩れない大地「弘誓の仏地」に立つしかないのでしょう。

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