若者はなぜ、過激な思想に走るのか

昨年11月14日に、パリで同時多発テロがあり、コンサートホールやサッカー場で120以上の人が犠牲になりました。ヨーロッパ全土で、厳戒態勢が取られていたにもかかわらず、4か月後の3月22日、ベルギーの空港と地下鉄の駅を狙ったテロで32人が死亡、340人が重軽傷を負いました。

9.11からテロとの戦いの舞台は、アフガニスタンからイラク、シリアへ移り、とうとうヨーロッパ内部にまで食い込んでいます。

かつてのアルカイダのような、プロのテロリストが周到な計画を立てて決行するテロ攻撃と異なり、今はインターネットで洗脳された若者が、即席のテロリストとなって凶行に及ぶようになりました。テロを防ぐのは、ますます困難になっています。

そもそもなぜ、若者が過激な思想に走るのか、世界中で原因が分析されています。

生きる意味がわからず、何か重要なことをしたいと思っている子どもが、イスラム教徒の悲惨な現状を見せつけられ、過激な思想に触れると、容易に影響を受けてしまうことが指摘されています。

テロは、空爆では無くなりません。もっとも大事な「なぜ生きる」の答えを明らかにすることが、若者の暴走を止める、唯一の有効な道ではないでしょうか。

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