ボーナス問題は「我利我利亡者」?

3 月 31, 2009 on 1:11 pm | In 社会 | No Comments

因果の道理 親鸞会

 アメリカの保険会社AIG幹部のボーナスが問題になっています。
 約400人に計1億6500万ドル(約160億円)を支給。単純に計算すると、1人4千万円です。

 人の生活水準はそれぞれですから、額にとやかく言うつもりはありませんが、税金を使って救済された企業の幹部があまりの大金を得ていることに、違和感を感じる人は多いでしょう。
 オバマ大統領も怒り心頭で、どんな法的手段を使ってでも回収せよと言っています。

 よみうり寸評子は彼らを、〈我利我利亡者〉と難じていますが、もともとこれは仏教の言葉です。

「我利」は読んで字のごとく、「我が利益、我が利益」と自分のことばかり考えていること。
 だから「我利我利亡者」とは、他人の不幸を憂えたり、幸福を喜んだりすることに無関心で、慈悲のかけらもない人のこと。
 そんな人は決して幸せにはなれませんよ、と教えられています。

「自分が頑張って得たお金なんだから、文句は言ってほしくない」
という声も聞こえそうですが、多くの国民の血税に、感謝や痛みを感じて、それを形に表していれば、こんな非難は受けないでしょう。

 仏教ではこの「我利我利」の反対にならねばならないと教えられます。
 それを体現されるのが仏さまです。

「衆生苦悩 我苦悩
 衆生安楽 我安楽」

といわれ、衆生の苦しみを自身の苦悩とし、人々の幸せを我が幸福とされるのです。

 自分のものを人に与えたら、自分の分が減るとしか考えられない私たちには想像できませんが、幸せは分かち合うほどさらに増えるもの。

 与えればより恵まれるようになるとは、仏教の根幹といわれる因果の道理(自身のまいたタネは、善いのも悪いのも、必ず自分に結果が現れる)の教えです。
 経営難の企業立て直しは、その精神を見直すところから始まるのかもしれませんね。

(N)

開花早まる桜

3 月 27, 2009 on 1:40 pm | In 社会 | No Comments

親鸞会 桜

 桜の開花が、早まっているとのニュースが紹介されていました。(読売新聞

 上記によると、福岡市では平年より2週間近く早い13日に咲き始め、17日には松山や大分でも開花が始まっています。大阪でもちらほらほころび始めた公園もあるといいます。

 暖冬で、今月に入ってからも暖かい日が続いているためのようで、太平洋側では今週から開花ラッシュではないかとも報じています。

 なお、富山では、3月末から4月初めにかけてのようです。(気象庁のさくら開花予想より)

 

 予想以上に早い桜の開花、散る時期もまた早まり、まだ咲いているとの思いが裏切られることがあるかもしれません。

 親鸞聖人が9歳で詠まれたといわれる

「明日ありと 思う心の あだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」

のお歌を改めてかみしめずにおれません。

(W)

>>親鸞聖人の出家得度(親鸞会公式サイト略年表)

ナイアガラとボビー・リーチ

3 月 23, 2009 on 1:09 pm | In 社会 | No Comments

 

niagaraの滝

 ナイアガラといえば、アメリカとカナダをまたぐ、北米最大の滝。日本の情趣あふれる滝と違って、爆音とどろく、まさに瀑布といえるでしょう。

 そのナイアガラのカナダ滝に流れる河へ、アメリカ男性が壁を乗り越えて飛び込んだが、無事に生還したそうです。カナダ警察のスポークスマンは、

「今のところの捜査では、男性は自分の意思で滝に入ったのではないかとみられる」と述べました。

 生身の人間が故意にナイアガラへ飛び込んで助かったのは、2例目とのこと。

 2003年には、自殺を図ったアメリカ人観光客が助かった例があるそうです。

 今回のお騒がせな人も、自殺を図ったのかもしれませんが、まあ、助かってよかった。

 

 ところで、樽に入ってナイアガラに飛び込んだイギリス人冒険家を知ってますか。
 ボビー・リーチは1911年(53歳)、だれもが驚くこの冒険をやってのけたのです。ところが15年後、ニュージーランドで宣伝ツアーの最中に、オレンジの皮に滑って転び、その時負傷した足から感染症にかかって、2カ月後に死亡しました。

 不死身の男も、オレンジの皮1枚で死んでしまう。日本でいえば、プロレスの力道山もナイフで刺された傷がもとで、あっけなく死んでしまいました。

 

 強靭な肉体も、無常の風が吹けば、ひとたまりもない。

 命の火が消える前に、弥陀の本願を聞き抜かねばなりませんね。

 死地から生還したのも、その目的果たすためなのですから。

(I)

背後に迫る、トラの影

3 月 20, 2009 on 11:00 pm | In 社会 | No Comments

無常の虎

3月8日、北京市で、トラにのどをかまれて死亡した青年があったそうです。

@niftyニュースによると、

若者3人が、万里の長城がある八達嶺に登った帰り、近道をしようと、こともあろうに、サファリパークの防護ネットを越えたのです。
「猛獣がいます!立ち入り禁止」の表示があったにもかかわらず、「猛獣なんて、たいしたことないだろう」と高をくくっていましたが、3人が飛び降りたのは、「トラ放し飼いゾーン」でした。
すぐに1頭のトラが襲いかかり、1人がかみ殺されてしまったのです。

 

「サファリパークの防護ネットを越えたりしたら、そりゃあ、殺られるよ。バカなことをしたもんだ」

と、だれもが思うでしょう。

ところが、お釈迦さまは、
「すべての人間の背後に、生まれた時から、トラが一頭ずつついているのだ」
と説かれています。

それは、「無常の虎」、「死」というトラです。

動物園のトラなら、うなり声をあげて、近づいてくるのが分かりますが、このトラは、音もなく、しかも、確実に、日々、忍び寄って来て、最後必ず、私たちをガブリと食い殺してしまう。

100パーセント、襲いかかる「無常の虎」、「死」という終末が迫っている私たちが、真に幸福になれる道を教えられたのが、仏教なのです。

>>仏教講座

(E)

絶対に裏切られない幸福

3 月 19, 2009 on 1:16 pm | In 社会 | No Comments

世界 親鸞会

 昨年末に起きた、投資アドバイザー、バーナード・マドフ氏による「ねずみ講詐欺」は、被害総額500億ドルに上り、史上最大の詐欺になるかもしれないと言われています。

 いつの時代も、ねずみ講でだまされるのは世間知らずの一般人と決まっていましたが、今回は、いつもなら油断無く分析するはずの、基金運用者や聡明な富豪が被害に遭いました。
 マドフ氏が、株で年に12パーセントから13パーセントの利益を生んでいるという話を、世界的なビジネスマンたちが、うのみにしてしまったのです。

 アメリカの市場を監視する米証券取引委員会(SEC)に対して、なぜこんな巨大な詐欺を見抜けなかったのかと批判が集中し、アメリカの管理態勢が根底から疑われています。

 信じられるものは何もない世相ですが、親鸞聖人は800年前から、世の中に信じられるものは何もなく、ただ阿弥陀仏の本願のみが、絶対に裏切らない真実なのだと教えておられます。

 世界を巻き込んだ事件に、いよいよ仏説まことを知らされました。

(R)

富山湾の白い宝石はいかがですか

3 月 17, 2009 on 3:26 pm | In 日記 | No Comments

富山湾 親鸞会

 それほど高価でもなく、不景気な今日このごろでも、気軽な外食メニューとして注目のB級グルメ。
 富山代表は、タウン誌に紹介されていた中でもイチ押しな、「白エビかき揚丼」でしょう。うちから近いので、また食べてきました。

「富山湾の白い宝石」といわれる甘く透き通ったエビを、香味野菜と一緒に大きなかき揚げにして、甘辛いつゆをからめて食べます。
 水深300〜600メートルの、富山湾特有の海底谷に生息するエビで、世界中で富山でしか漁が行われてないんですって。
 刺し身もおいしいけれど、手ごろな価格のかき揚げなら、うれしい。

白エビかき揚げ

 えっ?どこで食べられるか?

 親鸞会館から国道472号線を海へ向かって北上すると、鏡宮という所で、国道8号線の高架橋と交差します。
 そこにある「道の駅・カモンパーク新湊」のダントツ人気メニューです。730円。

 ちなみに、旧・新湊市は、富山新港を擁する海辺の街です。親鸞会館とは同じ射水市になり、その新湊の玄関口にある道の駅までは、車で15〜20分ってとこでしょうか。

 白エビ膳とか、白エビバーガーもあり、それ以外にも新湊の海産物がそろってて、道の駅としては、成功しているらしいですよ。

ロケーションもいいので、おすすめです。

(I)

送る先は?『おくりびと』

3 月 13, 2009 on 9:43 pm | In 社会 | No Comments

 

親鸞会 おくりびと

 映画『おくりびと』が、米アカデミー賞を受賞しました。

 その作品の原点が、『納棺夫日記』といわれます。

 青木新門さん(作家・富山市在住)が書いた本で、アマゾンのランキングで、1位(24日19時時点

)。

 その青木さんについて、『毎日新聞』(2.24)1面に、次のように報じられていました。

 完成した映画は「視覚的に見えない世界を現代風に視覚化してくれた。いい仏像ができた、という印象だった」と振り返る。しかし、封切り直前、「原作者」とされることは拒んだ。いちばん描いてほしかった「『おくりびと』が(死者を)どこに送るのか」が描かれていなかったからだ。「人間はどこに行くかが分かると安心して死んでいけるもの。今の社会も行き先が分からないから不安なのです」

 たしかに、青木さんの言うとおり、「どこに行くかが分かると安心して死んでいけるもの」といえましょう。

 しかし、それは、だれでもそうなのでしょうか。
 哀惜や後悔、恐れなどがこもごも現出するであろう人生の終末に、なお、行き先が明るくとハッキリしていればこそ。

 その身に、救われるのは、生きている”今”と教えられたのが、今日、世界の光と仰がれる親鸞聖人なのです。

(W)

黒豆効果

3 月 10, 2009 on 4:42 pm | In 聞法ドメイン | No Comments

黒豆

 せきが止まらなくて苦しい時って、ありますよね。
 薬をのんでも、なかなか治らないことも、時にはあります。

 そんな時、「黒豆」がいいらしい!

 黒豆を、時間をかけてゆっくりたいて汁も豆も、全部頂く。
「良薬は口に苦し」どころか、おいしくて、ご飯のおかずにもなります。
 薬のような即効性はありませんが、続けることで、効果は確実にあらわれるようです。

 昔の人の知恵なのでしょうね。

 

 大豆は、”陸の牛肉”ともいわれるだけあって、体にいいですし、黒豆は、さらに栄養があります。

 食事処サンキュー(射水市青井谷)には、無農薬・有機栽培の「丹波の黒豆」が並んでいて、人気のようです!
 せきで困っている方、ぜひ、試してみてはいかがでしょう?

(T)

「生まれてきて、本当に幸せ」と心から喜べる道

3 月 9, 2009 on 5:05 pm | In 社会 | No Comments

 

生きる意味

以前、島田紳介の「人生が変わる1分間の深イイ話」という番組(日本テレビ)を話題にしましたが、2月16日には、ほかにも印象深い話がありました。

それは、昨年、映画『崖の上のポニョ』の主題歌を歌って大ブレイクした大橋のぞみちゃんの言葉です。

のぞみちゃんが「おしゃれイズム」(日本テレビの番組)に出演した時、司会者の上田晋也さんが、

「人生でいちばんうれしかったことは何?」と尋ねた時の答え。

それは……

 

「生まれてきたことです」

9歳の女の子とは思えぬ返答に、上田さんはビックリ。

それで、「深イイ話」へと送られたのですが、ここでは10人の出演者のうち、2人は「う〜ん」と首をかしげました。

「親に言わせられとるんとちゃう?」

「9歳で、本当にそんなふうに思えるの?」

という理由からです。

 

そういえば、正反対の話を聞いたことがあります。

「師よ、人間にとって最もよいことは何か」。西洋のある国王が哲学者に尋ねた。

「王よ、尋ねられるのが、遅うございました。今では不可能なことです」

「それは何か」

「人間に生まれて来こないことです」

意外な答えに王は驚き、深くうなずく。

「その次によいことは?」

「今すぐ死ぬことです」

 

長く生きるほど、人はつらい現実に直面します。
「こんなに苦しいのなら、生まれてこなければよかった」と思ったことのない人は、果たしてあるでしょうか。

でも、

「人身受け難し、今已に受く。仏法聞き難し、今已に聞く。
この身今生に向って度せずんば、さらにいずれの生に向ってか、この身を度せん」

お釈迦さまは、人間に生まれるのは、本当に有り難い、幸せなことなのだと説かれています。

 

のぞみちゃんも、幾つになっても、「人間に生まれて、本当に幸せです」と心から喜べる道を歩んでほしいと思いました。

(E)

動物を虐待するセレブ?

3 月 5, 2009 on 1:19 pm | In 社会 | No Comments

動物愛護

「動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)」といえば、世界最大規模の動物の権利擁護団体として知られています。
 PETAは毎年、毛皮製品を身につけている有名人を投票で選んで、ワーストドレッサー(最悪のファッション)を決めています。

 

 今年も投票が始まっていますが、今のところ、デミ・ムーアが1位のようです。
 PETAは、毛皮を着用した著名人にペンキをかけて事件を起こすなど、過激な活動を続けていますが、毛皮は悪くて、食肉はよいというのは、自己矛盾ではないでしょうか。

 かつて日本で矢ガモに同情が集まった時のことを、思い出さずにおれませんでした。

(R)

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