センター試験「倫理」の問題に思う

1 月 31, 2009 on 3:28 pm | In 社会 | No Comments

親鸞会 倫理

 今年のセンター試験の「倫理」の問題の中に、こんな文章がありました。
「生きる意味」に悩むのは、青年だけでなく、親の世代になっても同じだといいます。

「青年期は、自我に目覚め、生きる意味を巡って悩み始める時期であると言われる。
 しかし、果たして悩んでいるのは青年だけなのだろうか。
 例えば、成人期にあたる親世代について考えてみよう。
 成人期において、人は家庭生活や職業生活のうえで様々な役割の変化を経験し、そこで遭遇する様々な問題への対応を迫られる。
 青年期が、『自分自身を見つめ、自己を確立していく』初めての時期だとすれば、成人期は、これまでに自分のあり方に危機を感じたときに、いったん確立した自己の問い直し、再確立が求められる時期である」

「生きる意味」は、どんな世代の人にも解答を迫る、すべての人がぶつかる問題なのではないでしょうか。

 (R)

何がジェット・リーを変えたのか

1 月 23, 2009 on 4:21 pm | In 社会 | No Comments

津波

 ハリウッド俳優ジェット・リーは、1人が毎月1元ずつ寄付して助け合う「壹基金」を設立しました。この基金は、災害救援を主な活動としています。

 映画制作から1年離れて「壹基金」の活動に専念したのは、自分が遭遇した大地震がきっかけでした。

 2004年12月26日の朝10時、モルディブに滞在していたジェット・リーは、家族と一緒にホテルの屋外プールへ向かいました。
 プールに近づくと、その日の朝8時にあった地震の余波で、波がこちらに近づいてくるのが見えました。
 砂浜で日光浴をしていた人が次々のみ込まれているのを見たジェット・リーは、すぐ4歳の娘を抱き上げてホテルに戻ろうと振り向きましたが、その瞬間、水が膝の高さまで来ました。

 2歩進むと、水は腰の高さに、もう2歩で胸まで上がり、鼻のすぐ下まで達しました。
 娘を肩車しようとした時には、もう辺り一面は水で、砂浜もプールも消え、海の中に立っていたのです。

 家族は皆、海水に押し流されましたが、幸い、周囲の人はジェット・リーに気がついていました。
 腹の底から助けを求めると、4人の男性が家族を救出してくれました。

 九死に一生を得たジェット・リーは、なぜ自分が命拾いをしたのか、寝ずに考えたといいます。
 それまでジェットリーは41年間、自分のために生きてきましたが、この津波をきっかけに、もっと何か別のことを始めなければならないと思ったそうです。

 人生を真に真面目にさせるのは、「死」なのかもしれません。

(R)

アンデスの奇跡、再び映画化

1 月 21, 2009 on 1:04 pm | In 日記 | No Comments

アンデスの奇跡

 1972年10月、ウルグアイの学生ラグビーチームを乗せた小型飛行機が、凍結したアンデス山頂に墜落しました。
 水も食料も防寒服も無い最悪の状況下で、72日後、16人が生還して、「アンデスの奇跡」として世界中に知られるようになりました。

 友人の肉を食べて生き延びた壮絶なサバイバルは、1993年にイーサン・ホーク主演『生きてこそ』で映画化されましたが、事件から35年たち、再び『アライブ‐生還者‐』という題で映画化されました。

 今回は、生還した本人たちがインタビューに答えており、未公開だった事実が明かされ、生きることへの本能が伝わる内容となっています。

 自分ならどうするか、考えさせられる映画です。
 極限状況にこそ、本当の自分の姿が明らかになるのかもしれません。

(R)

健康な体を作るのはよい食事

1 月 19, 2009 on 1:42 pm | In 日記 | No Comments

デス・レース

 昨年11月29日公開の映画『デス・レース』は、銃の乱射も体当たりも、何でもありの過酷なカーレースが展開される、派手なアクション映画です。

 主演のアクション俳優ジェイソン・ステイサムは、体が資本なので、健康には人一倍、気を遣っているといいます。

 ステイサムは、飛び込みのオリンピック選手の候補だった経験から、健康な肉体を作るのは栄養を考えた食事だと学んだそうです。

「こういった作品の話が次から次へと来るから常に体を鍛えていないといけないんだ(笑)。ダイエットにも気を遣っているよ。パンやパスタやライスといった炭水化物は食べないようにしているし、魚やチキンといったプロテインの高い健康食を心掛けているんだ。ダイビング選手だった12年間に栄養を考えた健康的な食事で体をつくる大切さを学んだからね。役に立っていると思うよ」(『DVDデータ』平成20年12月号140頁)

 体を大切にする人は、食事を大切にするのだと感じたインタビューでした。

(R)

世界経済の中心で奮闘する親鸞学徒

1 月 18, 2009 on 9:47 am | In 参詣者の声 | No Comments

親鸞会 アメリカ

「『恩徳讃』のご説法に、学生時代から親鸞聖人のみ教えを聞かせていただいているご恩を、改めて強く感じました」

 親鸞会50周年記念大会に、ニューヨークから駆けつけた友人の声です。

 大学生の時から親鸞聖人の教えを聞き、卒業後は大手銀行に就職。転勤で4年前からアメリカに渡り、海外支店駐在員として多忙な毎日を送っています。

 そんな彼が、言ったことが忘れられません。

「ニューヨークは世界の金融の中心地であり、ここの動きが、世界経済を左右するのを実感します。
 銀行マンはそのスピードについていかねばなりません。
 仕事で逆境に立つたび、苦しくともなぜ生きるか、親鸞聖人から教えていただく原点を確認し、乗り切ってきました。
 もし仏法を聞いていなければ、仕事に追われるだけの人生になっていたかもしれません」

 親鸞会のロサンゼルス会館まで飛行機で4時間かかるため、普段はなかなか参詣できないそうです。

 忙しい中でも日々仏縁を求め、妻や子供も仏教の小冊子を楽しみにしているといいます。

「将来は親鸞会館の近くで、家族と一緒に生活を送りたいと思っています」

 多忙ながらも、家族思いの頼もしい声が返ってきました。

 

※恩徳讃……親鸞聖人が、阿弥陀如来と善知識(本当の仏教の先生)の大きなご恩を讃えられた詩。
 如来大悲の恩徳は
 身を粉にしても報ずべし
 師主知識の恩徳も
 骨を砕きても謝すべし

ケータイが進化しても、無くならない不安

1 月 16, 2009 on 6:01 pm | In 社会 | No Comments

携帯電話 親鸞会

 帰宅して部屋に戻ると、友達と生活音を聞かせ合う若者が、増えているそうです。

 友達が歩いたり、何かする音が常に聞こえていることで、常に友達とつながり合っていることが確認できるので、安心できるそうです。

 頻繁にメールを交換したり、電話で話をしていないと不安な若者は以前からいましたが、とうとう、常に相手の生活音が聞こえないと安心できない人が登場しました。

 携帯の機能は日進月歩ですが、心の豊かさは、少しも進歩していないどころか、かえって不安が増しているようにも思います。

 携帯に頼らずとも、常に今の一息一息が「人間に生まれてよかった」と大満足できる幸せを教えられた親鸞聖人のみ教えを、不安で寂しい若者にも早く知ってもらいたいと思わずにおれません。

(R)

昨年の漢字「変」……変わり通しの世の中

1 月 15, 2009 on 8:01 am | In 社会 | No Comments

漢字「変」

 昨年の世相を表す漢字は、「変」──。

 日本漢字能力検定協会の公募で、1位となり、選出されました。

 日本の首相交代、オバマ米次期大統領の「チェンジ(変革)」、サブプライムローン問題に端を発した世界経済の大変動、地球温暖化による気候異変などが理由といいます。

 しかし、昨年だけ、変化が激しかったワケではないでしょう。

「諸行無常」の仏説どおり、この世の一切は、変わり通しです。

 そんな無常の世の中で、唯一、変わらない幸せの厳存を教えられた方が、お釈迦さまであり、親鸞聖人なのですね。
 (E)

「じっとしておれん」〜親鸞学徒は永遠の青年〜

1 月 14, 2009 on 1:19 pm | In 日記 | No Comments

親鸞学徒

 親鸞会館でお会いすると、いつもふかしたホックホクのサツマイモや、何年も手塩にかけて作られた「奈良漬」を下さる親鸞学徒のおばあちゃんがあります。

 記念すべき親鸞会結成50周年、11月8日に、89歳の誕生日を迎えられました。

 もう90近いというのに本当にお元気で、電話をかけると、「あー!!あんた、どうしとる?」と、かくしゃくとした声が聞こえてきます。

 この方は、親鸞会が結成される前から、高森顕徹先生とご縁があった方です。

 真の生きる道を知らされ、聞かせていただけばいただくほど深まる喜びに、「じっとしておれん」と、仏法の素晴らしさを、知人友人、親戚の方など、多くの人に語っておられます。

 週に2回、デイサービスに通っておられますが、そこで出会った方にもお話をして、昨年1年で、延べ140人以上の人に、仏教の話をしたそうです。

 すごい情熱ですね。
 私も負けないように、頑張ります。

(Y)

仏教は「死人の後始末」? 最近の墓地・墓石の傾向

1 月 12, 2009 on 11:02 am | In 浄土真宗, 社会 | No Comments

葬儀 親鸞会

昨年12月25日付の「朝日新聞」に、「墓地に墓石」といった形にこだわらない人が増えている、という記事がありました。

遺骨を粉状にして、海などにまく「自然葬」。
さらしに包んだ遺骨を土に埋め、墓石の代わりに、苗木を植える「樹木葬」。
遺骨を粉にして固め、名刺大のメモリアルプレートにしたり、専用に造られた焼き物やガラス瓶に遺骨を入れて「手元」に置いておく人もあると紹介されていました。

いろいろな形態があるものですね。

同じ欄に、「私の場合」として、大阪の僧侶からの以下の投書が掲載されていました。

お釈迦様は亡くなる時に僧侶に「お前たちは葬儀にかかわってはいけない」とおっしゃっています。
お釈迦様の教えに葬送儀礼はありません。
各宗派の開祖は「僧侶が葬儀にかかわり生計を立てよ」と言わず、逆に厳しく戒めています。
僧侶が葬儀に深くかかわるようになったのは江戸時代初期の「天草・島原の乱」からです。
現在、音を立てて崩れるがごとく檀家離れが全国で進んでいるのは、僧侶がいわゆる檀家制度にあぐらをかき、お布施と称した金銭を受け取るなど、本来の姿を忘れたからではないでしょうか。

まことに、もっともな意見です。

この方の言われるように、仏教は、もともと死人の後始末をするものではなく、生きている人を、生きている時に、本当の幸福に導くものなのです。

浄土真宗親鸞会では、その本当の仏教を多くの方に伝える活動をしています。
全国各地で講演会、法話を開いていますので、お気軽に参加してみてください。

(E)

残された24時間で何をする 〜『イキガミ』の教訓〜

1 月 2, 2009 on 9:30 pm | In 社会 | No Comments

親鸞会 イキガミ

イキガミ』というコミックが、200万部突破のベストセラーになり、映画にもなりました。

1000人に一人の確率で選ばれた18〜24歳の若者に、死亡予告証が届きます。それがイキガミ(逝き紙)です。受け取った人は、24時間以内に死ぬことになります。

残された24時間で、何をするか。

やり残した仕事をして過ごす人や、大事な人と最期のひと時を迎える人、過去に受けたイジメの復讐に走る者なども登場します。

皆、これまでの人生を振り返り、悔いなく終えようと必死ですが、肝心の「生きる意味」が分からないから、生き方は人それぞれです。

パスカルは「1週間の生涯でなすべきことは、100年かけてでもせよ、それが人生の目的だ」と述べたといいます。

限りある命を見つめ、これ一つ達成すれば、いつ死んでも悔いなしという「なぜ生きる」を明らかに知ることが大切であることが知らされます。

親鸞聖人は、その「生きる意味」「人生の目的」は何かを生涯かけて明らかにされた方でした。
その教えを聞き、生きる喜びを多くの方にお届けしているのが、浄土真宗親鸞会なのです。

(w)

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